【2】預金封鎖・財産税に備える|ステーブルコインとハードウェアウォレットで資産を守る方法

仮想通貨投資

政府から資産を守る“自己管理”──ハードウェアウォレットという選択

🔐 なぜ取引所に預けたままでは危ないのか?

どれだけステーブルコインを持っていても、「どこに置くか」でリスクは大きく変わります。

多くの人が使う仮想通貨取引所は、実質的には「デジタル版の銀行口座」です。

あなたの資産は、企業の管理下にあるサーバーに預けられている状態です。

過去にはMt.Gox、Coincheck、FTXなど、取引所のハッキング・破綻による資産消失が実際に起きています。

また、政府が制裁や規制をかければ、送金や出金が止まる可能性も十分あります。

つまり、あなたのお金なのに、あなたの自由にはならない

これは、預金封鎖と本質的に同じ構造です。


🔒 ハードウェアウォレットの仕組みと強み

ハードウェアウォレットは、仮想通貨の秘密鍵(=操作の鍵)を自分の手元にオフラインで保管するツールです。

その特徴は以下のとおり:

  • 🌐 オンラインから完全に遮断 → ハッキング不可
  • 🔐 秘密鍵はデバイス内に閉じ込められ、一切外に出ない
  • 🧯 PCやスマホが壊れても復元可能
  • 🌪️ 災害・停電・通信遮断でも“生きた資産”として保持できる

つまり、「自分の資産を、他人の許可なく・安全に持てる」唯一の手段が、ハードウェアウォレットなのです。


🛡️ 政府の監視・資産凍結からも距離を置ける

ステーブルコインや仮想通貨も、国内取引所やウォレットサービスを経由していれば、税務当局や政府の監視対象になりやすいです。

しかし、ハードウェアウォレットを使えば、KYCや登録の必要がなく、監視を受けにくい構造になります。

これは、政府が発行・制御するデジタル円(CBDC)とは真逆の存在です。

つまり、ハードウェアウォレットは、資産の自由と匿名性を守る最後の砦でもあるのです。


💳 Tangemウォレットという選択肢

ハードウェアウォレットの中でも、使いやすさとセキュリティを両立しているのがTangemウォレットです。

  • 📱 スマホとカードだけで完結(PC不要)
  • 🔒 顔認証+カード認証の2段階
  • 🌊 防水・耐衝撃・耐磁構造
  • 💼 ステーブルコインや仮想通貨の保管に対応

まさに「持ち歩ける金庫」

詳しくはこちらの記事で解説しています👇

🧾 ハードウェアウォレットの仮想通貨は財産税の対象外になるのか?

法制度上、仮想通貨も財産税の課税対象になり得ます。

しかし、Tangemのような自己管理ウォレットに保管された資産は、政府が自動で把握することが難しいのも事実です。

取引所や銀行口座とは異なり、誰がどれだけ保有しているかを国家が即座に追跡することは困難

これは、「申告漏れを推奨する」という話ではなく、“すべてをコントロールできるわけではない”という現実の認識として重要です。


⚠️ 初心者は要注意!取引所に送金すると“あなたのウォレット”として登録される

例えば、ハードウェアウォレットから仮想通貨を取引所に送ると、送金元アドレスが自動で記録され、

「このアドレスは本人名義ですか?」という確認フローが表示される場合があります。

✔️にチェックして登録してしまうと、そのウォレットは取引所の管理下で“あなた名義”として紐付けされることになります。

それはつまり、「このウォレットにある資産はあなたのものです」と自分で証明してしまう行為でもあります。


🧭 あなたのウォレットと“バレないようにする”ための3つの対策

✅ 対策①:取引所に直接送らない──“中継ウォレット”を挟む

Tangem → 中継用ウォレット(例:MetaMask) → 取引所

これで、取引所に記録されるのは中継アドレスのみ

ハードウェアウォレットの本体は表に出さずに済みます。


✅ 対策②:小口に分けて売却する

  • 大量に送金・一括で売却すると目立つ
  • 数万円単位など分割して売却することでリスクを分散できる
  • また、売却せずにステーブルコインのまま保管しておくのも現実的な戦略

Tangemのようなハードウェアウォレットは“あなただけの金庫”です。

でも、その金庫の場所をわざわざ取引所に教えてしまっては、本末転倒です。

直送しない・まとめて売らない──

この3つを意識するだけで、守れる資産の幅が一気に広がりますよ。


🧠 政府が本当に狙うのは“誰”か?

💰 国の借金は1,300兆円超え──でも国民は2,000兆円を持っている

2025年現在、日本政府の債務残高はおよそ1,200兆円

一方で、国民全体が保有する金融資産は約2,000兆円にも上ります。

つまり、政府から見れば

国民の懐に手を入れれば、借金の一部はチャラにできる」というロジックが成り立つわけです。


🎯 狙われやすいのは“把握しやすい資産”

  • 銀行預金や証券口座(マイナンバーで把握済)
  • 給与や事業所得(税務申告データあり)
  • 所得が多い、資産が多い層(課税パフォーマンスが高い)

これらはすでに“見えている”資産であり、

徴税コストも低く、世論を操作しやすいため、優先的に狙われやすいのです。


🛡️ 逆に、“見えにくい資産”はどうか?

  • Tangemウォレットなどのハードウェアウォレットに保管された仮想通貨・ステーブルコイン
  • 自己保管している金の現物(※一定額以下)
  • 海外分散型の資産など

これらは法的には課税対象となり得ますが、

把握・差押えの難易度が高く、後回しにされる傾向があります

特にTangemのようなウォレットは、

インターネットに接続されず、本人しか操作できない構造のため、

国家からも「見えにくい金庫」として機能します。


⚡ そして、政府は“短期で終わらせたい”

預金封鎖や財産税といった手段は、実行すれば 消費・経済活動が一気に冷え込み、信用不安や市場崩壊を招きかねないリスクがあります。

そのため政府は以下のような方針をとる傾向があります:

  • 🗓 金曜夜に発表 → 週明け実行(=逃げ道を断つ)
  • 🚪 短期決戦型で、一気に回収 → すぐに“解除”して平静を装う
  • 💴 取りやすい層から、確実に吸い上げる

これは**1946年の預金封鎖(日本)**や、2013年のキプロスの資産課税でも採られた“典型的な電撃戦”です。

Tangemウォレットのような“自分だけの金庫”を持つことは、これからの時代、情報リテラシーと資産防衛の“基本スキル”になると言えるでしょう。

おじさん
おじさん

預金封鎖も財産税も、いつ起きてもおかしくないフェーズに入ってきました。

だからこそ、おじさんは毎晩、Tangemウォレットを握りしめて寝ています。

安眠効果があるのか、不思議とよく眠れてます。

おかげでおじさんのTangemウォレットは手汗でぐしょぐしょ。

でも、防水なので安心です。

ではまた、次回お会いしましょう。

タイトルとURLをコピーしました