
こんにちは、おじさんです。
今回の記事は、前回ご紹介した「RWAトークンとは何か?」という理論編に続き、実際にRWAトークンを購入するまでの流れと、知っておきたい注意点を解説していきます。
前回の記事はこちらから →
実際にRWAトークンを買い方を知っていれば、モテる事間違いなし。
RWAトークンを買えば、もしかしたら、将来は笑顔が絶えない生活に。
でも、投資は自己責任ですよ。
では、記事をどうぞ♥️
1. はじめに:この記事でわかること
- RWAトークンを買うには何を準備すればいい?
- どの取引所・仮想通貨を使えばスムーズ?
- 実際のトークン選びとリスクは?
- 海外取引所を使うと法律的に問題ないの?
- 利回りのシミュレーションや税金はどうなる?
2. RWAトークンを購入する全体の流れ

3. Step1:国内取引所で仮想通貨を購入
日本国内ではUSDTを直接購入できないため、まずは送金に適した仮想通貨(XRPまたはXLM)を購入します。
推奨通貨と理由:
- XRP(リップル):ネットワーク手数料は 0.00001 XRP(約0.001 円)と極小。bitFlyerなら出金手数料も無料で、数秒で着金。
- XLM(ステラルーメン):ネットワーク手数料は 0.00001 XLM(約0.002 円)。bitFlyerは出金無料、Coincheckでも 0.01 XLM と格安で、少額テスト送金に最適。
主要な取引所:
- bitFlyer(XRP・XLM対応)
- ビットバンク(XRPの手数料が安い)
- コインチェック(初心者でも使いやすいUI)
4. Step2:海外取引所で口座開設・USDTに交換
海外取引所では、送金したXRPやXLMを**USDT(テザー)**に交換し、RWAトークンの購入に備えます。
推奨海外取引所:
- Bybit:日本語サポートなし、USDYが購入可能
- Gate.io:多様なRWAトークン上場
- Binance:取扱通貨数は最多だが、日本向け機能縮小に注意
登録時の注意:
- KYC(本人確認)は必須
- 登録は必ず公式URLから(詐欺サイトに注意)
🔸補足:海外取引所は英語?でも大丈夫!翻訳ツール活用のススメ
- 海外取引所のほとんどは日本語対応を終了、または制限しており、英語表記が基本です。
なぜ日本語対応を中止しているの?
日本の金融庁は「日本居住者向けに仮想通貨取引サービスを提供する場合、日本での登録が必要」と定めています。
そのため、海外取引所が日本語のサイトやサポートを提供すると、「無登録で日本人に営業している」とみなされ、金融庁から警告を受ける恐れがあるのです。
その回避策として、取引所側が日本語対応を中止したり、日本IPからのアクセス制限を導入するケースもあります。
- **Google翻訳(ブラウザ拡張機能)**を使えば、画面全体を日本語に訳すことができます。
- よく使う英単語(Deposit, Withdraw, Networkなど)を覚えておくと安心です。
- サポートや案内は「公式ドキュメント」を翻訳しながら読むのが安全。
✅注意:SNSや検索経由で出てきた偽サポートやURLは絶対にクリックしないでください。
5. Step3:RWAトークンを購入する
USDTを用いて、RWAトークンを購入します。
主なRWAトークンと特徴:
トークン | 資産タイプ | 特徴 | 取扱所 |
---|---|---|---|
USDY | 債券型 | 米国債担保・Ondo提供・年利5〜10%・価格安定性◎ | Bybit, Gate.io |
RealT | 不動産 | 米不動産を小口で保有・賃料収入あり・1口100ドル〜 | RealT公式 |
BUIDL | 債券型 | ブラックロック提供のオンチェーン債券ファンド | Uniswapなど |
MANTRA(OM) | インフラ | アジア圏不動産・国債連動・ガバナンスも対応 | Binance, KuCoin |
6. Step4:ウォレットで保管・ステーキング
購入したRWAトークンは、セキュリティのため自己管理ウォレットに移しましょう。
おすすめウォレット:
- MetaMask:ブラウザ拡張型、DeFi対応
- Trust Wallet:スマホで簡単運用
- Ledger(Nano S Plusなど):ハードウェアで安全性◎
ウォレットに対応したネットワーク(例:Arbitrum、Polygon)を正しく設定する必要があります。
7. 法律面の注意点|海外取引所の利用と規制
日本の個人が海外取引所を使うことは違法ではありません(2025年5月現在)。
ただし、以下の点に注意:
無登録営業問題
- 日本向けにサービス・広告・サポートを展開している取引所は「無登録営業」として金融庁から警告される可能性があります。
- 過去にはBinanceやBybitが金融庁から警告を受けています。
- これはあくまで「取引所側」の問題であり、日本の利用者が処罰された事例はありません。
リスク対策
- 日本語対応のある海外取引所は、金融庁から“無登録営業”と見なされる可能性があります。
- 今後の利用制限リスクに備え、Google翻訳などで英語UIに慣れておくと安心です。
- 必ず公式URLからアクセスし、少額でテスト送金してから本格的に運用しましょう。
8. 利回りシミュレーション:USDYに1,000ドル投資した場合
米国債トークン「USDY」に投資した際の利回りを試算してみます。
仮定:年利7%、複利で運用
- 1年後:1,070ドル
- 3年後:約1,225ドル
- 5年後:約1,403ドル
ステーブル資産を活用した運用でも、時間をかければそれなりのリターンが期待できます。
9. 税金と規制の整理(日本在住者向け)
🧾 税区分
- 利回り(ステーキング含む)・売却益は「雑所得」扱い
- 年間20万円超えたら確定申告が必要
📜 規制動向
- RWAは「有価証券」に該当する可能性あり
- 金融商品取引法・資金決済法の規制が今後強まる可能性
- 国内IEO(例:NAC)は比較的安全とされる
10. 国内RWAの現状と注目トークン「NAC」
2025年5月現在、日本国内の仮想通貨取引所で購入できるRWAトークンは「NAC」ただ一つです。
NOT A HOTEL COIN(NAC)は、2024年12月にGMOコインでIEOされた日本初のRWAトークンであり、今後の国内RWA展開の試金石となる存在です。
NACの購入方法:
- 取扱取引所:GMOコインの「取引所(現物取引)」にて購入可能です。
- 最小注文数量:0.1 NACから取引可能
- 取引手数料:Maker -0.03%、Taker 0.09%(※2024年12月時点)
NACの特徴:
- NACを貸し出すことで宿泊権を獲得できる
- 滞在費や物件管理費の支払いに利用可能
- 保有者向けの限定特典キャンペーンあり
ロックアップスケジュール:
- 2024/12/13〜2025/2/1:10%のみ売却・送付可
- 2025/2〜2025/7:毎月15%ずつ解除
- 2025/7/1以降:すべての数量が売却・送付可能に
国内でRWAトークンは買える?
- 現在、他のRWAトークン(USDY, RealT, BUIDLなど)は日本国内取引所では購入不可
- 日本の法律では、有価証券に近い性質を持つトークンは規制対象となる可能性が高く、取引所側も慎重
- 今後は、IEOなど金融庁と調整を経たプロジェクトを中心に国内上場が進むと期待される
11. まとめ
- RWAトークンはブロックチェーンと現実資産の架け橋となる存在
- 海外取引所の活用により、米国債や不動産に少額でアクセス可能
- 法的リスクや税務上の義務は認識しておく必要あり
- Google翻訳などを活用すれば、英語UIでも十分対応可能
- まずはXRPまたはXLMを国内で購入し、送金・購入・保管を一通り体験してみよう